概要

 本授業は、知識0の人でもWebプログラミングを身に付けて、自分が作りたいWebシステムのプロトタイプ(試作品)を作れるようになることを目指します。 Webプログラミングに必要な言語やフレームワークを学びつつ、自分たちが作りたいサービスをどのように実装していくのかを段階的に検討していきます。特に第2回から第7回では、Webプログラミングに関連するコンテンツの概論を伝え、授業後に各内容に関する動画や教材を学んでもらい、次の授業の冒頭でその内容に関する小テストを行うことで知識が身についているかを確認します。また、特に第4回では、最終発表に向けたグループ分けを行います。この時、それぞれの受講者の興味や強みを共有した上で、グループを組んでもらえるよう工夫します。

科目名

科目名講義題目
主題科目 全学自由研究ゼミナール

0から始めるWebプログラミング

科目名学期科目番号
創造的ものづくりプロジェクトIM -0から始めるWebプログラミング-学部3年生S1S2FEN-CO3g13P2    
創造的ものづくりプロジェクトIIM -0から始めるWebプログラミング-学部3・4年生A1A2FEN-CO3g43P2 2023年度開講  
創造的ものづくりプロジェクトIIIM -0から始めるWebプログラミング-学部4年生S1S2FEN-CO4g73P2     
創造性工学プロジェクトIM -0から始めるWebプログラミング-大学院修士・博士S1S23799-513
創造性工学プロジェクトIIM -0から始めるWebプログラミング-大学院修士・博士A1A23799-543               2023年度開講    

※最新の開講状況はシラバス・便覧をご確認ください。

指導教員

吉田 塁

活動内容

授業計画】
第1回 ガイダンス(オンライン)
第2回 HTML概論 + プロトタイピング(課題 HTML勉強)
第3回 CSS概論 + プロトタイピング(課題 CSS勉強、開発したいサービス案提出)
第4回 JavaScript概論 + グループ分け + ペーパープロトタイピング(課題 JavaScript勉強)
第5回 JavaScript概論 + ペーパープロトタイピング(課題 JavaScript勉強)
第6回 バックエンドフレームワーク(Flask)概論 + ペーパープロトタイプ発表(課題 Flask勉強)
第7回 データベース(sqlite3)概論 + フロント開発(課題 sqlite3勉強)(オンライン)
第8回 フロント発表 + バックエンド開発
第9回 バックエンド開発(オンライン)
第10回 ピッチ + 作業
第11回 中間発表(オンライン)
第12回 作業(オンライン)
第13回 最終発表

学生の声

・自分たちが開発したいサービスを選べた。
・色々な言語を一度にまとめて学べること。
・基礎からhtmlについて教えてくれる点。
・0からウェブ開発を学ぶことができた。
・動画がわかりやすかったこと。
・各回テーマが明瞭で、とてもわかりやすかったです
・アプリケーションの仕組みに関して、ぼんやりとしか理解できていなかったのがより鮮明になりました。
・0から始めて、とりあえずWebアプリができたところ。
・ズームと対面の併用なのに非常にうまく回せていたと思う。
・実際に開発することで知識や技能を学びやすかった。
・なかなか初めの触手が進まないWebプログラミングへのとっかかりとしての機会を与えてくれたところ。
・毎回の質問解答が丁寧で、問題解決に役立っていた
・Replitを使うのは、拡張性と安定性が少し低いのでうーんという感じではあります。ただ、GitHubを使う場合は、別途授業内で説明が必要になってしまうので、難しいというのも納得ですが。
・もう少し最初の方から小さな練習をした方が定着するかもしれないと思いました。(クイズだけじゃなくて)
・サービス案によってやることに差があり、かなり力量の差などが出るものになっていて、ちゃんと学べるところと中途半端で終わってしまうところもあったと思う。なので、簡単なアプリの形を逐次教えてもらいながら作るという練習を挟んでも良かったのではないでしょうか。例えば、一つでもアプリを決めてそれを授業一回をかけて作るなど
・バックエンドに関しては十分に理解が及ばなかったと感じた。
・説明が早くて初心者にとってはついていくのが少し大変でした。
・バックエンドは特にやり方の入口が分からず難しかったので、もう少し質問が頻繁にできればよかったです。